
「自分にできることを!」地元の人とボランティアの懸け橋“復興支援団体 能登ネスト”
復興支援団体 能登ネスト
更新日:2025年6月20日
震災直後から多くの人に向けた情報発信を開始

震災直後から各地の状況を伝えるため、SNSに投稿して情報をシェアし続けた
ボランティアや移住者の環境整備を早急に!

ベースキャンプの整備、物資運搬など、自分にできることを日々楽しみながらおこなっていたという東さん
新たなベースキャンプをつくり、誰でも受け入れができる環境を

語りだすとワクワクした話が止まらない、東さんと「ケロンの小さな村」の上乗さん

暖房器具やテレビ、ポット、テーブルなどの生活用品以外に、カラオケも用意されている
能登の人とボランティアの人をマッチングする仕組みづくり
震災の時に、なぜすぐ動くことができたのか

能登の現状を伝えるため2024年7月より、全国各地で伝える活動をスタート。 愛知県岡崎市の小学校からはじまった
全国各地でマーケティング論について講演をするピカリン
事業者プロフィール
取材後記
能登半島に滞在している間、誰に取材をしているのか、何度も聞かれました。「ピカリン面白い人だったでしょ~!」「あんなにも能登のために動いてくれる人はいない」と、東さんがいかに愛されているかを各所で聞きました。 しかし東さんの取材中、和やかな空気が一瞬ピリッとした雰囲気になったエピソードがあります。 ボランティアの人たちによる炊き出しが始まったころ、久しぶりの温かい食事を多くの人が喜び、その場に集まったそうです。食事を無言で受け取る人をみて「出ていけ!」と怒鳴ったそうです。 「ありがとう」が言えない町は復興する意味が無い。能登の人のことだけではなく、ボランティアの人たちのことも常に考え行動されている様子が、とても伝わってきました。 ぶっちゃけた話も含め、実際に起きたさまざまな話を聞かせてくれました。面白くて温かいピカリンさんのことが、大好きです! また、お会いできる日をとても楽しみにしています!

穴水町でいち早く炊き出しをおこなった東さん
堀 真由美(ほり・まゆみ、ライター・編集者)
大分県出身在住。 ローカル雑誌を発行する出版社を経て、さまざまな業種で広報中心の仕事をしてきました。現在は、大分の情報サイトの編集及びライター、イベントプロデュース、広報に関するアドバイスなどを行っています。