
「今、自分たちにできること!」を多様な支援で復興目指す“被災地支援チーム TEAM JAPAN”
被災地支援団体 TEAM JAPAN
更新日:2025年5月9日
「今、自分たちにできること!」を
さまざまなニーズに応えて輪を広げる

資格を持ったメンバーが被災した人たちの疲れや緊張をほぐす(2024年11月、志賀町)
復興への3つのポイント
僕らは何度でも助ける

2024年9月の奥能登豪雨で被災した輪島市内の家屋の泥出しに励む
誰でも参加できるボランティア

お祭りのスタッフとして子どもたちを盛り上げるメンバーたち(2024年11月、内灘町)
「本気のありがとう」が人を変える
新たなニーズに応えるためには、まだまだ人手が必要。あなたの手を貸してください

各方面に配布するイベントチラシをチーム・ジャパンの拠点まで取りに来てくれた志賀町富来地区の区長さん(右)と現地リーダーの佐々木さん(2025年4月、羽咋市)
“被災地支援団体 TEAM JAPAN”について

羽咋市の拠点で「NOTO NOT ALONE」のメッセージボードを掲げる佐々木さん(左)とオーストラリアから参加している長期メンバーの河辺 輝(かわべ・てる)さん
事業者プロフィール
取材後記
能登半島には2度訪れたことがあります。その能登で地震が起き、ボランティアに行こうかと考えましたが、ネットで得た情報や、発災直後に出されていた石川県からの自粛要請をもとに判断し、すぐの現地入りは断念しました。 被災地支援団体 TEAM JAPANの現地リーダーを務める佐々木さんは、能登半島地震が起きる前は埼玉県に住んでおり、能登に来るまでボランティア未経験だったそうです。発災5日後に友人や有志らと能登に駆けつけたと聞き、当時の状況を教えてもらいました。そのタイミングで現地入りすることへの非難を承知で、受け入れられなかったら引き返す覚悟で能登に向かったそうです。 1月6日に飲料水を珠洲市に届け、市内で支援活動を行い、その日は七尾市の支援団体の拠点に泊まり、翌々日には被災地支援団体 TEAM JAPANに合流したとのこと。道路の損傷が激しく、移動は命がけだったが、被災地ではとても感謝されたと話してくれました。 まさに百聞は一見にしかず。あれこれ考えるより感じて動くことの大切さを教えてもらいました。
神野泰司(じんの・やすし、フリーライター・行政書士)
地域情報紙の発行に携わっていたときに東日本大震災が起こり、ボランティア団体をはじめ消防団や自衛隊などの支援活動を取材しました。ですが、伝えることが仕事とはいえ、後ろめたさを感じていました。2018年にフリーとなり、翌年に行政書士の資格も取得して開業。西日本豪雨で被災した広島県呉市でのボランティアを機に、微力ながら災害支援活動を続けています。 日本記者クラブ個人会員・茨城県行政書士会所属