
私たちが見たい未来の地域を作り上げるために“木ノ浦ビレッジ”は「とにかく先に進みたい」
ザアグラリアンテーブル合同会社
更新日:2025年5月7日
私たちが見たい未来の地域

木ノ浦ビレッジのまわりには緑がいっぱいです。写真の右側には施設とそれに続くように木ノ浦海岸が広がります。左側に見える道をずっとまっすぐいくと、映画「さいはてにて」のロケ地となった、木ノ浦海域公園があります(2025年4月撮影)
私たちの復興に向けて、とにかく先へ

木ノ浦ビレッジの施設内。手前から木目調で落ち着いた色のコテージが並び、奥には管理棟と研修棟が並んでいます(2025年4月撮影)

管理棟内に設置された、お客様からのたくさんのメッセージ(2025年4月撮影)
地域の未来のために、右腕となる協力者を求む

木ノ浦ビレッジが取り組む社会貢献活動(出典:木ノ浦ビレッジWEBサイト)
より豊かな社会の実現に向けて

木ノ浦海岸は夕日の名所。木ノ浦ビレッジから徒歩数分で、この絶景に出会えます(2025年4月撮影)
事業者プロフィール
取材後記
代表の山口さんは、珠洲市出身で、共に働くスタッフや地域の方々など、人への思いやりにあふれる方でした。この地域の方々に育てられたという感謝の気持ちが、震災後に非常に速いスピードで木ノ浦ビレッジを再開させたことや、木ノ浦ビレッジを地域住民の心の拠り所となる居場所にしていきたいと思い、行動につなげていくことへの原動力になっていると感じました。 もはや、山口さんのエネルギーは木ノ浦ビレッジに留まらず、木ノ浦地区、珠洲市……と、より大きな社会の、より豊かな社会の実現に向かっていくのだろうなと、察します。 今回、コテージ「空」に宿泊させていただきました。リビング・ダイニングにある大きな窓からは木ノ浦海岸を眺めることができ、ふかふかのベッドがある寝室の小窓からは月明かりや朝日がキラキラと入り込んできました。まさに山口さんがおっしゃっていた「ここだけ時空が違う世界」を味わうことができました。1泊ではもったいないですね。 山口さん、人を大事にするのはもちろん大切ですが、たまにはご自身のことも労わってあげてくださいね。また来ます!

コテージ「空」のリビング・ダイニングにある大きな窓からの眺め。左手の海岸線は一部白い岩が見え、隆起したことが分かります(2025年4月撮影)
関谷由佳理(せきや・ゆかり、中小企業診断士)
富山県氷見市生まれ、神奈川県横浜市在住。金融機関に勤務するかたわら、中小企業診断士として事業者さんのご支援やライターとして活動中。ほぼ故郷である能登のためにできることは何かを考えて、シロシル能登のライターに。能登の事業者さんに伴走し、能登復興の一助になりたいと思います。