
能登で夢を叶える選択肢を。すべては子どもたちの笑顔のために“一般社団法人新村新友会”
一般社団法人新村新友会
更新日:2025年5月18日
未来をになう子どもたちに「夢が叶えられる地元」を作ってあげたい
企業からのお招きの窓口となり、東京や関西へ──楽しい経験の機会を子どもたちに
1. ダイワハウス工業のお招きで『みらい価値共創センター「コトクリエ」』へ

ダイワハウス『みらい価値共創センター「コトクリエ」』で住まいの未来について学ぶ子どもたち(2024年11月 撮影:川端優介)

模型作りではキリコのあるおうちも(2024年11月 撮影:川端優介)
2. 楽天グループのお招きで東京ビックサイトで神輿をかつぐ

楽天Optimism:地方創生エリアで「あばれ祭り」のパフォーマンス(2024年8月 撮影:川端優介)

楽天Optimism:東京ビックサイトで子ども神輿をかつぐ(2024年8月 撮影:川端優介)

楽天Optimism:子どもたちの神輿に会場が沸く(2024年8月 撮影:川端優介)
3. Nintendo Switchで農業ゲームをプログラミング
支援団体のご提案を受け入れ、小型重機車両の講習会

支援団体による小型特殊車両の講習会も行われた(2025年4月27日撮影)
元の新村新友会でも、以前からの身近な行事を続けていく
ハロウィンもクリスマスも笑顔で
「子どもキリコ祭り」も元の新村新友会で 子ども神輿とキリコを製作

2024年はクラウドファンディングで資金を集めて開催した「あばれ祭り」(2024年7月 撮影:川端優介)

2024年の「あばれ祭り」では「合同よばれ」が設置された(2024年7月 撮影:川端優介)

「あばれ祭り」開幕前に行われる「子どもキリコ祭り」の神輿(2025年4月27日撮影)
団体運営の課題解決、収入・マンパワー・継続性をどうやって
安定した収入とマンパワーの問題
支援団体への恩返しでお手伝いしていきたい

親しくなった支援団体と一緒に町野町にたい焼きを焼きに行く(2024年11月9日 撮影:川端優介)
事業者紹介 一般社団法人新村新友会

子どもみこしを保管してある倉庫の前で(2025年4月27日撮影)

コンセールのとに貼りだされた「あばれ祭り」のポスターの前で(2025年4月28日撮影)
事業者プロフィール
一般社団法人新村新友会
代表者:代表理事 町端 浩 所在地:石川県鳳珠郡能登町字宇出津ヘ字87番地2
取材後記
今回、一般社団法人新村新友会の取材で、代表理事の町端 浩さんと、3町内の会の代表をつとめる川端優介さんのお二人に話をうかがいました。 宇出津で生まれ育ち、ご自宅が「あばれ祭り」で神輿が最初に立ち寄る伝承の地に住む町端さん。金沢生まれで、東京で働いた経験もある川端さん。個性も年代も異なるお二人を強く結びつけているのは、ひとつの明確な目標「すべては子どもたちの未来のために」でした。別々にお話をうかがったのに、お二人はほぼ正確に同じ表現をなさっていました。それは「地震で子供たちが怖い思いをしてしまった」「それを忘れてしまうくらいの楽しい経験をしてほしい」、そういう表現でした。これは宇出津に住む多くの大人にとって、共通の思いなのだと思いました。 川端さんに、お願いして何枚かお写真を送っていただいたところ、そのなかにお二人が一緒に写っている「あばれ祭り」の写真がありました。それはこの町に住む人にとって「あばれ祭り」がどのような存在なのか、ひと目で分かる写真でした。 まだ始まったばかりのこの一般社団法人。毎年「あばれ祭り」で確かめ合う一体感で、この先いくつもの課題を乗り越え、きっと目標を達成されていくと信じています。 どうか子どもたちを想う大人たちの願いが叶い、子どもたちが笑顔でいられますように。

「あばれ祭り」の神輿終わりで 町端 浩(左)、川端優介(右)(2024年7月)

長島太郎(ながしま・たろう)
海を泳ぎ、山を走る耐久性アスリート。ラジオ局勤務。経営学修士。 20代で世界19カ国をバックパックで歩く。 国会記者を経て、ラジオ番組・事業プロデュースに携わる。 現在、国家資格 登録日本語教員の取得のため学習中。ケニア人駅伝ランナーに日本語を教えるのが夢。