
求むHERO!能登の暮らしを守り、支えるHEROたちの基地”HERO’sLabo”でともに未来を生み出す
HERO's Labo
更新日:2025年5月11日
能登の暮らしを守り、支えるさまざまなHEROたち
HEROとは尊敬できる技術や考え方、生き方、可能性を持つ人たち

神輿を作る舩本憲一(ふなもと・けんいち)さん(左)もレジェンドヒーローの1人(2025年4月)
祭りで活躍するHERO

キリコ祭りで火の粉を浴びながら神輿を火の中に投げ入れるヒーローたち(2022年7月)
地域を支えるHERO
新たに能登と関わりを持つ人々もHERO
能登での暮らしを創造するHERO's Laboにお力添えを
”Boss HERO 小川勝則さん"について

自身の船「金丸」に立つ小川さん(2025年4月)
事業者プロフィール
取材後記
小川さんの取材は宇出津港に面した「いやさか広場」で行いました。町の人たちの憩いの場であり、キリコ祭りの会場でもあります。運が良ければ港から富山湾越しに立山連峰が見えると聞いて楽しみにしていましたが、当日は見えませんでした。 小川さんは「残念でしたね」と笑いながら、「冬場の天気が崩れる前日に見えることが多い」と教えてくれました。漁師として第二の人生を歩み出すとともに、能登ならではの生活文化や習慣、伝統技術を大切に繋いでいきたいと話す姿に力強さを感じました。 特に祭りを語るときは熱が入っていました。地元愛といいますが、それだけでは簡単に説明できない思いを感じました。 地震や豪雨災害の危機はもちろん、能登の日々の暮らしを守るために地元のヒーローたちで力を合わせようという話に、かつてのテレビのヒーロー番組でウルトラ兄弟や歴代仮面ライダーが集結するシーンを思い出しました。 小川さんは地元のヒーローだけでなく、能登と関わる人たちもヒーローであり、関係人口を増やすことが大切だと力説します。私も弱々しいながらヒーローになれるのだろうかと考えながら能登を離れました。
神野泰司(フリーライター・行政書士)
地域情報紙の発行に携わっていたときに東日本大震災が起こり、ボランティア団体をはじめ、消防団や自衛隊などのさまざまな支援活動を取材しました。ですが、仕事とはいえ、後ろめたさを感じていました。2018年にフリーとなり、西日本豪雨で被災した広島県呉市でのボランティアを機に、微力ながら災害支援活動を続けています。 日本記者クラブ個人会員・茨城県行政書士会所属